2016年6月8日水曜日

パクリはよくない1



ちょうど自分が三段から棋士になるころ

図のような局面がよくありました。

ゴキゲン中飛車の将棋ですが

ある時先輩から

「△33角で作戦勝ちになると思う」

というのをお酒の席で言われました。

びっくりしたのは

その先輩は三間飛車専門なのに

この局面の動向を意識していたことですが

パッと見て作戦勝ちになるというのが

分かるというのは

やはりセンスなのでしょう。

その後、公式戦でも現れますが

結論から言うと

自分は角を打って負けたことはなし。

10数局ですが、かなり優秀だと思います。

さらにセコく、練習将棋ではスルーして

あまり目立たせなかったのもあります。

当時はあまり情報を共有する

ということはない(自分がそうだった)

ので、あまり警戒されることなく

よく勝てた印象があります。

ただ一度、研究会の代打に行ったとき

当時の名人に教わる機会がありました。

すると偶然にも図の局面に。

スルーを固く守っていたのですが

名人相手となるとどうしても試したくなる

掟を破り挑みました。

結果は作戦勝ちから優勢になり

逆転されてからの再逆転。

この時に感想戦でいろいろ教えてもらって

この形の勝率が上がったと思います。

続く

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